女性活躍で新計画 7月に策定委員会
2019/6/19
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国土交通省は、建設業の女性活躍に関する新たな行動計画を策定するため、関係者を集めた「新計画策定委員会(仮称)」の初会合を7月5日に開く。委員会は、建設業5団体や有識者、女性技術者・技能者を構成メンバーとして、2014年度に策定した「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」を総括。地方ブロック単位でも女性技術者・技能者らの意見を聞き、年内に新計画をまとめる。
14年8月に策定した「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」は、19年度までの5年間で女性技術者を2万人、女性技能者を18万人に倍増する目標を設け、女性が活躍できる環境整備に向けた具体策を示した。
現場の環境改善では、現場のトイレ・更衣室の改善、女性登用を促すモデル工事の試行、教育現場と連携した広報活動などに取り組むとしていた。
計画の策定から5年が経過したことを受け、国交省は20年度以降の新たな行動計画の策定に着手する。7月5日に初会合を開く新計画策定委員会には、現行の行動計画を国交省と共同でまとめた▽日本建設業連合会▽全国建設業協会▽全国中小建設業協会▽建設産業専門団体連合会▽全国建設産業団体連合会―の5団体が参加。
現場に従事する女性技術者・技能者、有識者らにも参加してもらい、年内に新計画を決定する見通しだ。
計画には、地方の現場に従事する女性技術者・技能者の意見も反映させる。7月10日〜8月2日に全国10ブロックで新計画策定のための意見聴取会を開催。建設業団体が推薦する女性技術者・技能者の他、女性技術者・技能者を積極的に雇用する企業経営者らに参加を求める。
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