府中市 府中基地跡地利用で民間提案を募集
2019/7/1 東京
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府中市は、府中基地跡地留保地利用に関する民間提案を募集する。官民連携による土地利用を検討しており、浅間町1丁目の基地跡地約14・9fについて、民間事業者のノウハウや自由な発想を生かした提案を募集する。最も優秀な提案に基づいた利用計画を2019年度内に策定する。
7月10日に事前説明会を開き、7月16〜26日に参加申込書を受け付ける。8月19〜30日に提案書を受け付け、プレゼンテーションによる審査を経て、9月下旬にも最優秀提案を選定する。事前説明会の申込期間は7月8日まで。
提案募集では、コンセプトやゾーニング、想定される建築物・工作物、道路・交通ネットワーク整備、中心市街地や多磨駅周辺との連携、整備手法、事業スケジュールなどの項目について意見を求める。
府中基地跡地は、1975年に米国から返還された土地で、北側の保留地約14・9fが未利用となっている。所在地は浅間町1ノ9他。西側が小金井街道、南側が美術館通りに接している。用途地域は第一種低層住居専用地域で、建ぺい率30%、容積率50%。
18年度に実施した民間意見募集では、保留地の利用に意欲のある事業者10社が意見提案書を提出。核となる機能として、商業施設、スポーツ施設、医療・福祉施設、住宅、文教施設とする意見を提出していた。
今後、市の利用計画を踏まえて、国が保留地を処分することから、市では19年度内の利用計画策定を目指す。利用計画策定準備支援は国際航業多摩営業所(府中市)が担当。
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