青梅市 1〜2月に公告 新市立総合病院建設
2019/7/18 東京
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青梅市立総合病院は、新病院建設工事費を12月補正予算案に上程し、承認後の2020年1〜2月に技術提案型総合評価方式で公告する考え。解体工事と建設工事(建築・電気・設備)を一括して発注する。入札参加条件については検討中だ。
同事業は老朽化が進む西棟、東棟、南棟を新病院(本館)1棟に集約して建て替えるもので、23年5月の新病院(本館)の開院を目指す。
新病院(本館)の規模は鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート造(免震構造)地下1階地上8階(塔屋2階)建て延べ約3万2000平方b(容積率不算入面積含む)。
1階には総合受付や入退院支援センター、救急外来、小児科の他、メディアコーナー、カフェ・コンビニを設け、同病院の新たな顔として整備する。2階は外来部門を中心に生理検査や検体検査を隣接させて患者の利便性向上を図る。3階は手術室、心臓カテーテル室、ICU・救命救急センターを集約配置した高度急性期フロアを整備する。病棟フロアは4〜8階、屋上にはヘリポートを整備。多摩の豊かな眺望を最大限に取り込んだ1フロア2看護の病棟計画としている。
整備方針として救命救急センターのさらなる強化、高度急性期医療・先進医療の強化・拡充、災害に強い病院づくりなどを掲げている。環境にも配慮して、一部に多摩産材などを使用する他、屋上庭園も整備する。
また、現在の新棟は内部を改修し、鉄骨造2階建ての渡り廊下棟で接続する。病床数は501床。工事費の総額は172億5500万円を見込んでいる。所在地は青梅市東青梅4ノ16ノ5の敷地約2万2700平方b。実施設計は内藤建築事務所(中央区)が担当。
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