阪高 西船場JCT改築で深夜のワッフル
2019/7/18 大阪
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阪神高速道路会社 ワッフル型UFC床版を架設
2019年度の完成に向けて西船場ジャンクション(JCT)改築事業を進めている阪神高速道路会社は7月16日と17日の夜から翌未明にかけて、本町通を車線規制してワッフル型UFC床版の架設工事を行った。道路橋への適用は国内初。
同工事では、工場で製作した2・5b×5・8bの床版パネル15枚を、既に架設されている橋桁の上にクレーンを用いて架設し、長さ約37bのUFC床版を構築した。
UFC床版は、従来のコンクリートに比べ高強度で高じん性の超高強度繊維補強コンクリート(Ultra High Strength Fiber Reinforced Concrete)を採用した床版で、高い耐久性を有しながら、従来の鉄筋コンクリート床板では考えられなかった軽量化を実現する。鹿島と共同で研究開発した。今回は試験施工だが、今後データを蓄積し、本施工にも用いられることが期待されている。
西船場JCT(信濃橋渡り線)改築は、信濃橋渡り線を追加することで、移動時間が短縮し、走行快適性が向上する。
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