『何を生み出すのか 建設キャリアアップシステム』 連載告知
2019/8/30
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国土交通省は8月29日、建設業4団体を集めて意見交換を行い、建設キャリアアップシステム(CCUS)への登録と活用を改めて業界側に要請しました。CCUSが目指す技能者の処遇改善、そして建設業の担い手を確保するためには、保有資格と就業履歴で技能者を評価し、技能と経験に応じた処遇を受けられるようにするCCUS登録の加速が大前提と考えているからです。
29日の会合で、国交省は、普及促進の呼び水≠ニして、公共工事の評価にCCUSを活用する方針を打ち出しました。経営事項審査などでの加点評価、直轄のモデル工事におけるCCUSの効果検証などがその主な中身です。
石井啓一国交相はこの会合で、CCUSの登録を促進した上で「『業界共通の制度インフラ』として育てる」必要性を強調。活用のメリットを高める具体策を国交省に提案することも業界側に求めました。
建設産業は、CCUSを『業界共通の制度インフラ』とするために、このシステムをどのように活用すべきなのでしょうか―。建通新聞社では、9月4日から「何を生み出すのか 建設キャリアアップシステム」の連載を始めます。毎週水曜日に掲載します。
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