吹田 健都アライアンス棟整備はJR西不G
2019/9/17 大阪
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アライアンス棟の整備イメージ
吹田市は、北大阪健康医療都市(健都)に計画している産学連携の複合拠点(アライアンス棟)の整備・運営事業者について、JR西日本不動産開発(大阪市北区)を代表法人とするグループを優先交渉権者に決めた。構成会社は京都リサーチパーク(京都市下京区)と大林組(大阪市北区)。2018年5月のプロポーザルが不調となったため、19年度に再公告していた。
施設の規模は鉄骨造7階建て延べ約9090平方b。市では施設の構成として、健都に移転する国立健康・栄養研究所(東京都新宿区戸山1ノ23ノ1)の他、企業・大学・研究施設などが入居可能な貸オフィス・ラボ、医療クラスターの形成に資する交流施設(機能)が入居するものとしていた。
JR西日本不動産開発グループの提案では、国立健康・栄養研究所(約3500平方b)と貸オフィス・ラボ(約3800平方b)、クラスター交流施設(約200平方b)で構成される「健都研究交流ステーション」を整備するとしている。
今秋に国立健康・栄養研究所と基本協定を締結し、事業者による実施設計が始まる。実施設計と建設工事期間は合わせて2年間を想定する。22年春ごろの操業開始を予定している。
アライアンス棟は、国立循環器病研究センターを中心とする複合医療産業拠点(医療クラスター)を形成するための企業進出用地である健都イノベーションパークに建設される。
所在地は国立循環器病研究センター北側の摂津市千里丘新町3。JR岸辺駅から北東に約500bに位置する。全体面積約4万平方bのうち、吹田市の所有地は約1万7000平方b。このうちアライアンス棟の敷地には4429平方bを割り当てる。
市は事業者と20年度に定期借地権設定契約を結ぶ。期間は30年以上50年未満とし、公募当初に示していた貸付料は年額約2100万円。定借開始から30年間は年額貸付料を半額にするとしていた。
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