東寺尾送水幹線初弾、40億余で大豊JV
2019/11/11 神奈川
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横浜市は「工業用水道 東寺尾送水幹線口径1100o更新工事(その1)」の施工者を大豊建設・森本組・土志田建設JVに決めた。10月1日のWTO一般競争入札(簡易型総合評価方式)に調査基準価格を下回る2番札の40億3900万円で応札する一方、最も高い技術評価点をマークした同JVを落札者とし、11月7日付で契約を結んだ。同幹線の更新に関わる初弾工事で、1工区に当たる神奈川区羽沢町〜三枚町に内径1500_、延長約2・2`のさや管をシールド工法で構築したり、内径1100_の内挿管を敷設したりする。2025年3月30日までに完了させる。
神奈川区羽沢町の都市計画道路用地内に両発進立坑(圧入オープンケーソン内径1万4400_、後続の2工区工事にも使用)、同区三枚町の環状2号線・八反橋交差点付近に到達立坑(ライナープレート内径6200_)をそれぞれ築造。その上で泥土圧式シールド工法でさや管(内径1500_鋼製セグメント、延長2171b)を構築し、内挿管(ダクタイル鋳鉄管内径1100_、延長2173b)を敷設する。
併せて▽開削工法による配水管・排水管敷設(鋼管・硬質塩化ビニール管内径400〜1100_、合計延長58b)▽推進工法による排水管敷設(1次覆工鋼管内径550_、延長33bと硬質塩化ビニール管内径400_、延長35b)▽到達立坑での排水室築造―なども実施する。
税抜き予定価格42億5880万円、同調査基準価格40億4062万1864円(設定率94・88%)で、大豊・森本・土志田JVの落札率は94・84%。入札に参加した6JVのうち5JVが調査基準価格割れの応札だった。
東寺尾送水幹線の更新を巡っては、上流に当たる2〜3工区約4・7`(神奈川区〜旭区)の基本設計もスタートさせた。サンコーコンサルタント(横浜支店、横浜市中区)が20年10月30日納期で業務を担当。このうち2工区約2・7`の工事を23年度に始めたい考え。
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