西尾レントオール 咲洲に研究開発拠点整備
2019/11/13 大阪
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完成予想図
【大阪】西尾レントオール(大阪市中央区東心斎橋1ノ11ノ17)は、咲洲エリアに建機レンタルの研究開発を行う拠点施設「R&D国際交流センター(仮称)」を建設する。設計・施工は現段階では未定で、今後選定などを進め、2020年夏以降に第1期工事に着手する見通しだ。
大阪市住之江区南港北1ノ8ノ1、9ノ1の敷地面積2万8719平方bを伊藤忠商事から取得し、東西エリアで開発を行う。
第1期では、西エリアの一部と東エリアに、業務・研修所・宿泊施設・商業施設・産学交流スペース・展示場、MICE関連施設などが入る延べ7542平方bと、延べ5162平方bの施設を整備する計画。オフィス機能や研究開発機能、コンビニエンスストア、カフェレストラン、産学交流セミナーとして活用する施設、建機などのデモ用スペースなどを盛り込む。22年1月の供用開始を目指す。
また西エリアの2期事業では、延べ7942平方bの施設建設を計画している。周辺環境や市況などを勘案して、オフィスや宿泊施設を中心に商業施設やホテルなどの高度利用も含めた、国際交易・国際交流機能を持った複合的な施設を検討するとしている。27年1月の供用開始を見込む。
新拠点では、AI・IoT技術を活用したレンタル機材の研究開発を行う。また研究開発成果を国内海外に向けて情報発信する場とし、国際交流や産学交流を積極的に展開する計画だ。この他、地下鉄コスモスクエア駅と大阪府庁咲洲庁舎間の歩行者通行の利便性向上のためのデッキ設置や、MICE関連施設には海外製大型仮設テントの設置などを予定している。
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