技能五輪 愛知が15大会連続最優秀技能賞
2019/11/18 中部
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お互いの成果を喜びたたえ合う選手ら
競技の成果を喜び、たたえ合い―。11月15日から18日の4日間にわたって、愛知県常滑市のアイチ・スカイ・エキスポなどで開催された「第57回技能五輪全国大会」(主催・厚生労働省、中央職業能力開発協会、愛知県)が閉幕し、最終日の18日、閉会式と表彰式が行われた。
大会には全42職種の競技に全国から1239人の選手が出場し、日ごろ培った高度な技術を競い合った。各職種の入賞者のうち、優勝者には厚生労働大臣賞(金賞)が授与された。最も成績が優秀だった都道府県に贈られる最優秀技能選手団賞(厚生労働大臣賞)は愛知県選手団が獲得。15大会連続の受賞となった。
天皇陛下の御即位を祝う慶祝行事にも位置付けられた今回の大会は、「あいち技能五輪・アビリンピック2019」として開催。大会史上初となる選手団相互交流会や観戦ガイドブックのスマートフォンアプリ化など、これまでにない新たな工夫が随所に散りばめられた大会となった。
優秀技能選手団賞は神奈川、茨城、東京、中央職業能力開発協会会長賞は、山口、長野、北海道、全国技能士会連合会会長賞は埼玉、兵庫、栃木のぞれぞれ3選手団が獲得した。建築関係職種では、愛知県の後藤拓矢選手(近藤工務店)が建築大工で、岐阜県の渡邉龍選手(渡辺石材)が石工で優勝し、金メダルが授与された。
また、大会の特別賞「女性の活躍賞」として、国際大会でも通用する女性選手の活躍が顕著だった愛知、東京、大阪の各選手団に対し、あいち技能五輪・アビリンピック推進協議会会長賞が授与された。
メダルの授与に登壇した入賞者らは、職業や地域の違い、障害の有無を越え、お互いの競技の成果を喜び、たたえ合った。
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