彦根市 新市民体育センター再積算して補正
2019/11/28 大阪
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滋賀県彦根市は、不調となっていた(仮称)新市民体育センター建設工事の再積算を行い、増額分を盛り込んだ補正予算案を12月議会に提案する。補正額は5億1440万円で、この他に債務負担行為の限度額を41億4600万円(期間2019〜21年度)から49億3200万円(期間19〜22年度)に変更する。
また、工事監理の債務負担行為も限度額5040万円(期間19〜21年度)を6000万円(期間19〜22年度)に変更した。
9月26日に開札した(仮称)新市民体育センター建設工事・建築工事の一般競争には、岐建滋賀支店と青木あすなろ・材光JVが参加。第1回入札では岐建が50億8700万円、青木あすなろ・材光JVは55億8000万円で応札したが予定価格をオーバー。2回目以降は青木あすなろ・材光JVは辞退し、岐建は50億3500万円で応札したが落札できず、不調となった。これを受けて同工事の電気設備と機械設備の一般競争入札も取りやめていた。
同センターは、メインアリーナ(2621平方b、観客席2752席)やサブアリーナ(806平方b)などを備えるスポーツ棟と、多目的ホール(445平方b、最大着座席410席)、まちなか交流ラウンジ、図書・学習ラウンジなどを備えるまちなか交流棟で構成。鉄筋コンクリート・鉄骨造3階建て延べ1万3087平方bの施設で、建築面積は9992平方b。建設地はJR南彦根駅に近い彦根市小泉町字福満640。設計は石本建築事務所が担当。
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