西日暮里駅前地区再開発、アセス書案まとめ
2019/11/29 東京
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西日暮里駅前地区再開発事業イメージパース
西日暮里駅前地区第1種市街地再開発事業の実施に向け、再開発準備組合が環境影響評価(アセス)書案をまとめ東京都に提出した。駅の北東に面する約1・2fの敷地に、47階建て延べ約16・3万平方bの規模の再開発施設を建設し、1000戸の住宅や店舗、ホール、業務施設などを配置する計画。事業実施に伴う大気汚染や騒音・振動、土壌汚染、景観への影響について、それぞれ一定の評価基準を満たすとしている。準備組合では今後、アセスと並行して都市計画手続きなどを進め、2022年度の着工、26年度の完成を目指す。
同再開発事業では鉄筋コンクリート一部鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上47階建て延べ16万2900平方bの再開発施設を新築。西日暮里駅前のシンボルとなるよう、駅に近い敷地南側に商業・ホール棟を、北側に住宅・業務棟を配置し、建物をつなぐ形でアトリウムを設ける。駅につながる歩行者デッキも整備する。地階に約550台分の駐車場を配する。
現段階で想定する事業スケジュールでは、22年度に既存施設の解体や仮設工事に着手し、23年度に基礎・土工事を開始。同年度中に地下・地上躯体の建設も始め、26年度に外構を含め全ての工事を完成させる。
事業協力者は野村不動産・三菱地所レジデンスの共同企業体。コンサルティング業務を都市設計連合(港区)、基本計画を梓設計(品川区)が担当している。
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