みなとみらいホール大規模改修に73億円
2019/12/17 神奈川
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横浜市は「横浜みなとみらいホール」の大規模改修工事費を約73億円と見積もった。天井の脱落対策や設備の更新、施設内の段差解消などに関わる各種工事を実施する。2020年度の工事発注、22年度内リニューアルオープンを予定している。
横浜みなとみらいホール(西区みなとみらい2ノ3ノ6)は「クイーンズスクエア横浜」を建設する中で設けたクラシック音楽専用ホール。鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上7階建て延べ1万8688平方bの建物に、パイプオルガンを備えた大ホール(2020席)や小ホール(440席)、リハーサル室、レセプションルームなどを配している。日建設計(東京都千代田区)が設計、T・R・Y90工区共同事業体(大成建設他)が施工を手掛け、1997年6月に完成した。
長期休館を伴う天井脱落対策に併せて長寿命化対策やバリアフリー対応の改修も施すこととし、日建設計で実施設計を進めている。21年1月2日から22年10月ごろまで全館休館して工事を実施する予定だ。
大規模改修工事の主な内容(予定)は次の通り。
【安全性、施設運営】大ホール・小ホール・大ホールホワイエ天井脱落対策▽防災関連設備・舞台関連設備更新▽空調設備更新
【長寿命化対策】小ホール客席更新▽衛生設備更新▽外観・内装更新
【バリアフリー向上】多目的トイレ整備・設置増▽施設内段差解消
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