運用指針改正案 災害時の緊急対応強化|建設ニュース 入札情報、落札情報、建設会社の情報は建通新聞社

建設ニュース、入札情報の建通新聞。[建設専門紙]
レント

運用指針改正案 災害時の緊急対応強化

2020/1/21 

最新情報をメールで受け取る DB会員に申し込む データを購入する いいね ツイート
0

自民党の公共工事品質確保に関する議員連盟(品確議連)は1月20日、品確法改正に伴う「発注関係事務の運用に関する指針(運用指針)」の改正案を了承した。頻発する自然災害からの迅速な復旧を実現するため、発注者に災害時の緊急対応の強化を新たに求める他、測量・調査・設計でも適正な発注関係事務の実施を求めた。改正案は来週30日に関係省庁が申し合わせを行って最終決定し、2020年度から運用を開始する。
 昨年10月31日〜12月2日に発注者・建設業団体から提出された意見1497件を反映し、国交省が改正案をまとめた。
 昨年10月の台風19号をはじめ、激甚化した自然災害による被害が頻発する中、発注者に災害時の入札契約手続きを迅速化・円滑化する措置を求める。緊急度の高い災害復旧に随意契約を適用するとともに、被害状況を正確に把握できない災害復旧では、概算数量で発注した上で契約変更で対応するよう求める。
 建設業団体と発注者には、費用負担や訓練の実施などを定めた災害協定を締結することを要請。災害発生後の入札不調・不落を抑制するため、地域全体で施工確保対策を講じることも求める。市場の変化に的確に対応するため、復興係数や復興歩掛を設定することも促す。
 改正法で「調査・設計の品質確保」が発注者の責務と位置付けられたことを受け、▽適正な履行期間の設定▽履行期間の平準化▽適切な設計変更―といった、工事と同様の措置を発注者に求める。多様な入札契約方式として、プロポーザル方式やコンペ方式も指針に位置付け、受注者の技術競争を促す。
 施工時期の平準化に向けては、地域ブロック単位で発注見通しを統合すると記載。繰り越し明許・債務負担の活用、入札公告の前倒しなども求める。適正な工期を設定するため、実工期を柔軟に設定できる余裕期間制度も活用する。
 工事と調査・設計業務の情報の集約化と可視化を図るため、BIM/CIMや3次元データを積極的に活用するとも明記。ウエアラブルカメラを活用して検査の省力化も図る。オンライン電子納品の導入に努め、納品データにクラウド上で簡易にアクセスできる環境を構築する。
 関係省庁は、30日の連絡会議で運用指針の改正を申し合わせる。3月中に指針の解説資料をまとめた上で、4月以降、受発注者に改正した運用指針の周知・徹底を図る。

東部
伊賀市役所
この年の国土交通省の発注予定案件 この年の国土交通省予算情報
国土交通省の公共事業ニュース
国土交通省の行政・建設経済ニュース
国土交通省の民間事業ニュース
国土交通省の入札公示情報
  • 関連する入札公示情報は存在しません。
国土交通省の入札結果情報
  • 関連する入札結果情報は存在しません。
  • 四国建販
  • ダイナナ

PR

新東通信
電子版のお申し込みはこちら 新聞(宅配)のお申し込みはこちら

ログイン

ALINCO
建設ドットウェブ

企画特集

  • <font color="#ff0000;"><b>[New]</b></font>川崎市まちづくり局特別企画 - 未来をつくる市内の建築物

    [New]川崎市まちづくり局特別企画 - 未来をつくる市内の建築物
    川崎市は7月1日に市制100周年を迎えます。その歴史の中で、数多くの公共・民間建築物がつくられてきました。川崎市を代表する公共建築物を中心に、施工した建設会社の担当者の思いを紹介します。

  • <font color="#ff0000;"><b>[New]</b></font>Catch-up

    [New]Catch-up
    働き方改革、デジタル化、カーボンニュートラル…。Catch-upでは建設産業を取り巻く話題、最新の法改正などの動向をタイムリーに紹介しています。

  • 連載「脱炭素のホンネ」

    連載「脱炭素のホンネ」
    改正建築物省エネ法の成立は、建築分野の脱炭素化に向けた大きな一歩となった。新築建物については種類を問わず、省エネルギー基準への適合が義務化されることとなった。だが、ある“難題”がまだ立ちはだかっている。

  • インフラメンテナンス 次の10年

    インフラメンテナンス 次の10年
    9人の尊い命を奪った中央道の笹子トンネル天井板崩落事故から10年がたった。国の調査委員会が「わが国において例を見ない」と形容したこの悲劇をきっかけに、インフラ保全の重要性が改めて強く認識され、日本のメンテナンス行政は大きく動いた。

  • いまから備えるインボイス

    いまから備えるインボイス
    2023年10月以降、事業者が発行する請求書等は適格請求書等(インボイス)になります。建設業もいまから対応に向けた準備が必要です。

入札情報をメールで受け取ろう!!

2,944機関
受付中案件数
2,747 件
本日の入札件数
0 件
昨日の新着件数
1,035 件
東京都|
千代田区|
中央区|
港区|
新宿区|
文京区|
台東区|
墨田区|
江東区|
品川区|
目黒区|
大田区|
世田谷区|
渋谷区|
中野区|
杉並区|
豊島区|
板橋区|
練馬区|
北区|
荒川区|
足立区|
葛飾区|
江戸川区|
八王子市|
神奈川県|
横浜市|
川崎市|
横須賀市|
茅ケ崎市|
平塚市|
小田原市|
相模原市|
大和市|
厚木市|
静岡県|
沼津市|
富士市|
静岡市|
浜松市|
愛知県|
岐阜県|
三重県|
名古屋市|
一宮市|
春日井市|
岡崎市|
豊田市|
豊橋市|
岐阜市|
四日市市|
津市|
大阪府|
兵庫県|
京都府|
滋賀県|
和歌山県|
奈良県|
大阪市|
豊中市|
吹田市|
高槻市|
茨木市|
枚方市|
寝屋川市|
八尾市|
東大阪市|
堺市|
岸和田市|
岡山県|
岡山市|
倉敷市|
香川県|
徳島県|
高知県|
愛媛県|
高松市|
徳島市|
高知市|
松山市|
入札情報 発注予定 建設会社 経審 特集 プレスリリース 商品案内 ネット広告 建設人 予算情報