川崎国道 多摩川トンネル準備工着手
2020/2/7 神奈川版 掲載記事より
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多摩川トンネル
国土交通省川崎国道事務所は、国道357号東京湾岸道路「多摩川トンネル」の準備工事に着手する。補正予算を活用し、早期のトンネル本体工事に向けて、トンネルの立坑工事に当たって必要となる改良工事や作業ヤードの整備を行う。
多摩川トンネルは、川崎市川崎区浮島町と東京都大田区羽田空港3丁目を結ぶ国道357号の一般部で、専用部の首都高速湾岸線トンネルの両脇(海側・山側)にトンネルを1本ずつ整備する計画。このうち1本を対面2車線で事業化。事業費約1280億円、2024年度内の完成を見込んでいる。トンネルは神奈川側1・4`、東京都側2`で外径約16bの大断面のシールドトンネル。
同区間は首都高速湾岸線の沈埋トンネルと近接していることや、浮島ジャンクション部では深さ40bを超える軟弱地盤の埋立地を通過することなどから、17年度に羽田側、浮島側の各トンネル出口から各地区の接続道路までの接続形態や道路構造を検討した他、近接構造物への影響と対策を検討。18年度も日本シビックコンサルタント(東京都荒川区)に委託し、近接構造物対策、接続形態などを検討した。
シールドによる近接構造物への影響等について検討が進んだため、19年4月「多摩川トンネル詳細設計業務」を日本シビックコンサルタントに委託。20年2月28日までの予定で、水底シールドトンネルの詳細設計と立坑詳細設計をまとめる。
ただ、構造や施工に関して高度な技術的判断が求められることから、19年8月に設置した技術検討委員会でトンネルの構造、施工、防災計画などについて検討し、設計成果などに反映させる。
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