技術者の海外実績を評価 表彰制度を創設
2020/2/26
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国土交通省は、海外工事に従事した日本の技術者を対象として「海外建設事業従事技術者表彰制度(工事部門)」を2020年度に創設する。海外の大規模工事で培ったマネジメント能力を国内工事の施工に生かしてもらうのが狙い。表彰の実績を直轄工事の総合評価方式で評価する。年間10人程度を表彰する見通し。
海外の建設プロジェクトに従事した日本企業の技術者を表彰し、国内技術者の流動化を促す。
まず、海外工事や業務の実績をCORINS・TECRISに登録し、技術者の海外実績を評価。海外での経験が国内事業の受注につながる環境を整える。
20年度に創設する表彰制度は、過去5年以内に完成した海外の道路・河川・港湾・鉄道・空港・建築分野での海外実績を評価。発注者は、相手国の政府・政府機関だけでなく、民間発注者でも評価の対象になる。事業規模はおおむね10億円以上の工事とする。
4月に実施要領を決定した上で、所属企業の応募を受け付ける。審査基準としては、施工管理、工程管理、品質管理におけるマネジメント能力などを問う。9月に表彰式を開く見通しだ。
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