松山 湊町三丁目C街区地区の市街地再開発事業
2020/3/13 四国
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計画段階の予想パース(南西から望む)
【愛媛】松山市中心部に位置し、市街地再開発事業の検討が進められている湊町三丁目C街区地区。愛媛県のみならず四国地方を代表するアーケード商店街「大街道」と「銀天街」の中間に位置する利便性の高いエリアである一方、周辺には低未利用の土地や老朽化の著しい建築物も点在しており、市街地再開発事業が進められている。
事業主体である「湊町三丁目C街区地区市街地再開発準備組合」(松山市湊町3ノ4ノ6 日野二郎理事長)が早期の組合設立を目指しており、その後、権利変換計画認可、施設建築物着工となる見通し。
これまでの経過を見ると、2017年4月に再開発準備組合が設立され、17年10月に一般業務代行者選定、19年1月都市計画決定告示、現在までに権利者・行政・関係機関と協議が進められるとともに事業計画を作成中。
都市計画決定時点の施設計画案では、建築物の規模は鉄骨造、鉄筋コンクリート造地下1階地上20階建て延べ約4万5300平方b。ただ、事務局によると、権利者・行政・関係機関が協議を進める中でこの施設計画規模は今後変わる可能性もあるとしている。
施設用途、構成は店舗・サービス、公益施設、共同住宅、駐車場。
事業には再開発コンサルタントとしてユーデーコンサルタンツ、一般業務代行者で西松建設・RIA共同企業体、住宅デベロッパーとして大京・野村不動産・三菱地所レジデンスグループが参加している。
湊町三丁目C街区地区は銀天街L字地区内にあり、商業機能の更新および拡充や都市型住宅の供給、来街者の交通アクセス向上のための駐車場整備などによる大規模な再開発を通じて松山の新たな交流拠点となることが期待されている。
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