大阪府 工事契約などの取り扱いを公表
2020/4/16 大阪
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大阪府は、新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言を踏まえた工事契約などの取り扱いを公表した。
施工中の建設工事などについては、受注者から申し出があった場合には協議を行い、一時中止や工期・履行期間の延長、設計図書の変更などで対応する。また、それに伴い請負金額などの変更にも応じる。ただ、通年維持工事や災害復旧工事などについては極力継続する前提で協議し、一時中止などの希望がある場合は対応策を検討する。
一方、入札手続き中や、今後公告する案件については、監理技術者講習の延期などによる影響を踏まえ、適時柔軟に対応するとしている。設計金額については、資材の価格や人件費が新型コロナウイルスの影響を受けている場合は、最新の実勢価格を考慮して積算。発注スケジュールは、資材の調達や技術者の確保が困難になることが予想されるため、これらを踏まえて順次見直していくとしている。ヒアリングなどは原則実施しない。
この他、例年夏季休暇中に実施している学校施設関係の工事については、今後の状況を見ながら検討するとしている。
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