香川県 コロナ関連で4月補正予算案
2020/5/1 四国
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香川県は、新型コロナウイルス感染症への対策費として一般会計に42億0283万円、企業会計に5449万円を盛り込んだ2020年度4月補正予算案をまとめた。介護施設や障害者支援施設の個室化改修に対する補助金、特別支援学校のトイレ改修費などの予算を確保する。休業要請への協力金や雇用維持助成金、中小企業の資金繰り対策などに関する予算も計上している。
9703万円を充てる衛生環境整備事業では、感染症予防・拡大防止につなげるため、介護施設や障害者支援施設などの個室化改修に対して補助を行うとともに、特別支援学校のトイレ改修を実施する。
帰国者・接触者外来整備事業には1583万円を計上し、医療機関が行う空気清浄機やパーティションなどの整備に対して補助する。入院医療機関病床確保事業(2億8319万円)として、病床の確保に必要な陰圧装置や人工呼吸器、体外式膜型人工肺などの整備にも必要な経費を補助するとともに、県立病院受入体制整備事業(5449万円)では人工呼吸器の増設や紫外線放射装置の導入などを進める。
休業要請などへの協力金支給には10億0300万円を配分し、休業要請の対象事業者や飲食店などに協力金を支給する。緊急雇用維持助成金に6億2984万円を確保し、国の雇用調整助成金の支給決定を受けた事業者に対して県独自の上乗せ助成(1事業所当たり上限100万円)を行う。
県内事業者の資金繰り対策として6億8000万円を計上し、大幅に売り上げが減少した中小事業者に対する制度融資に利子補給などを行う。
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