名古屋市 学校営繕は計画通り実施目指す
2020/5/21 中部
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名古屋市教育委員会は、新型コロナウイルス感染症に伴う、国の緊急事態宣言の解除を受けて、6月1日から市立学校・幼稚園の教育活動を再開するに当たり、リニューアル改修・保全改修の工事を計画的に実施していく考えを本紙取材に対して明らかにした。校舎リニューアル改修28校園をはじめとする工事について、工程のスケジュール調整を今後学校側と進めていく見込みだ。
同委員会は、5月21日に6月1日から教育活動を再開することを公表。その中で学習の遅れを補うため、小中学校で夏休み期間を7月21日〜8月16日までとし、2週間程度短縮する方針を示している。
通常、学校営繕では夏休み期間中に集中して工事を行うことが多いため、影響の有無について尋ねた。
市の担当者は「一般論として、夏季休暇中は児童・生徒が登校しないため、集中的に施工できる機会」とした上で、「ただ、学校営繕工事は年度を通じて実施できる工事であり、学校側の理解を得て何とか計画的に進めていきたい」と回答した。
細かい工程の協議は、今後学校側と進めていくことになるとし、学校によって工事の進め方が異なる場合も有り得るとしている。
本年度の学校施設整備計画は表の通り。
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