コロナ対策でZoom活用の遠隔臨場を導入
2020/5/29 静岡
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Zoomで映像を共有し立ち会いを実施した
静岡県浜松土木事務所天竜支局と渡辺兄弟工業(浜松市天竜区、谷田部昭宏社長)は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の一環として、現場管理にウェブ会議ツールを用いる「遠隔臨場」を導入した。
渡辺兄弟工業が施工する1級河川気田川の河床掘削・堤防嵩上工の現場と静岡県庁(静岡市葵区)、浜松土木事務所(浜松市中区)、同天竜支局(浜松市天竜区)の4カ所を「Zoom」で接続。担当者の表情を見ながら会話し、現場の映像やGNSS(全球測位衛星システム)、3次元点群データを画面上で共有。通信状態に問題は生じず、オンラインで約2時間の立ち会い=写真=と出来形確認を完了した。
「遠隔臨場」は人同士の接触機会を削減できる他、移動時間やコストの削減、確認待ちによる現場作業停滞の回避など想定される利点も多い。谷田部社長は「確実に生産性を高められる手応えがあった」と話した。
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