香川県 143億円の補正予算案
2020/6/26 四国
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香川県は、新型コロナウイルス感染症対策として総額143億8100万円を盛り込んだ2020年度の補正予算案をまとめた。国の補正予算を踏まえつつ感染拡大防止対策と医療提供体制の整備に95億2800万円を充てるとともに、雇用の維持・事業の継続に33億4700万円を計上している。先に発表し34億800万円と合わせた6月補正予算案の総額は178億6900万円に上る。
医療提供体制の整備・強化として、医療機関や薬局が実施する感染拡大防止対策への経費補助、県立病院での患者受入体制の整備(感染拡大防止対策、診療体制の確保)などに65億3200万円を投入。福祉サービス体制の確保では、介護・障害福祉サービス事業所での感染拡大防止対策への経費補助などとして28億1100万円を配分する。
また、12億9700万円を計上した事業者の資金繰り対策については、売上高が大幅に減少した中小企業者に対する制度融資に関して利子の全額補給を行う。事業継続支援として、売上高が減少した事業者に対する家賃補助(国給付金への県独自上乗せ)を実施するため20億1500万円を充てる。
観光産業の支援として県内宿泊料金を助成するための予算4億2100万円なども計上している。
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