愛知県 中小景況コロナで過去3番目の低水準
2020/7/1 中部
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愛知県経済産業局は、4〜6月期の中小企業景況調査結果をまとめた。これによると、同期の業況判断D.I.はマイナス80ポイントで、リーマンショック時の水準までに至らないまでも、過去3番目の低水準となった。同指数を産業別に見ると、建設業はマイナス48・1ポイント。前期(1〜3月)と比べ15・7ポイント低下した。
建設業を業態別に見ると、建築業がマイナス58・8ポイント(前期比9・9ポイント低下)、土木業がマイナス26・9ポイント(前期比23・2ポイント低下)となった。この他、売上・採算D.I.も土木・建築とも前期実績を下回った。
来期(7〜9月)については、建築業で今期と変わらず同ポイント、土木業でさらに11・6ポイント低下する業況判断を示している。
全産業中、業況判断D.I.が最も悪かったのは製造業で、マイナス84・5ポイントと前期実績を25・2ポイント下回った。
全体的な見通しでは、業況判断D.I.は9期連続して前期実績を下回ったものの、来期はやや改善するとしている。
同調査期間は6月1〜10日。県内に本社を置く中小企業2000社から無作為に抽出し、1283社から回答を得た。
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