無電柱化を加速 包括発注モデル事業を実施
2020/7/31
いいね | ツイート | |||
0 |
国土交通省は、電線共同溝事業に包括発注を採用して工期を短縮する「無電柱化スピードアップモデル事業」を実施する。設計、支障移転、本体工事、引込管工事を包括的に発注することで、平均7年に上る電線共同溝事業の事業期間の短縮を狙う。全国10カ所程度でモデル事業を選定し、関係省庁と連携して事業をバックアップする。
無電柱化は、工事費の75%以上を入線・撤去・引き込みの費用が占める。延長70bを1ブロックとして幹線・引込管工事が平均15〜17回実施されたり、それぞれの事業者ごとに民地承諾と施工を行うため、事業期間が長期間にわたるためだ。
設計、支障移転、本体工事、引込管工事、事業調整を包括して発注することにより、同時施工を円滑に調整できるようにする。同省では、平均7年に上る電線共同溝事業の事業期間を4年程度に短縮できるとみている。
全国10カ所程度でモデル事業を選定し、関係省庁が参加する「無電柱化スピードアップワーキンググループ」で支援する。モデル事業の成果を「電線共同溝包括発注の手引き(仮称)」としてまとめたり、既存の「電線共同溝整備マニュアル」に反映させる。
この年の国土交通省の発注予定案件 | この年の国土交通省予算情報 |
国土交通省の公共事業ニュース
国土交通省の行政・建設経済ニュース
国土交通省の民間事業ニュース
|
国土交通省の入札公示情報
国土交通省の入札結果情報
|
特集コーナー
このコーナーでは、入札情報関連の話題や建設業界注目の情報、工事ニュースなどを取り上げます。