愛知着工統計 コロナ影響2カ月連続大幅減
2020/8/4 中部
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愛知県がまとめた6月の県内建築住宅着工統計によると、新設住宅着工戸数は前年同月比23%減の4704戸、建築物の着工床面積は22・9%減の66万8815平方bで、ともに2カ月連続の大幅減となった。大幅減が続く現状について国土交通省の担当者は、「住宅展示場の未稼働、契約手続きや建築確認申請の遅れなど、特に木造住宅で新型コロナウイルス感染症の影響が大きい」とみている。
6月の新設住宅着工戸数を利用関係別にみると、全ての区分が前年同月比減となった。持ち家は2カ月連続減となる12・2%減の1689戸、貸家は28・5%減の1412戸で5カ月連続で減少した。給与住宅は2カ月ぶりに減少し15戸、分譲住宅は27・2%減の1588戸で2カ月連続で減少した。
構造別では、その他(1戸)を除く全ての構造が前年同月比でマイナス。木造が18・4%減の2710戸、非木造が28・5%減の1994戸。非木造の内訳は鉄骨造が1062戸(前年同月比9・9%減)、鉄筋コンクリート造が927戸(同41・9%減)、鉄骨鉄筋コンクリート造が4戸(同69・2%減)。
プレハブは910戸(同20%減)だった。
6月の着工戸数を地域別に見ると、尾張が2463戸で最多。これに知立の383戸、一宮の357戸が続いた(表参照)。
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