淀屋橋西地区再開発組合が設立
2020/8/7 大阪
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【大阪】淀屋橋西地区で超高層の再開発ビル建設などを進めるため、淀屋橋西地区市街地再開発組合(大阪市北区堂島1ノ1ノ5、福本大介理事長)は8月6日に設立総会を開いた。地権者である大和ハウス工業、住友商事、関電不動産開発が参加組合員として参画し、店舗やオフィスが入居する新ビルを整備する。2021年に権利変換計画認可と工事に着手し、25年の完成を目指す計画だ。淀屋橋駅東地区では、日本土地建物と京阪ホールディングスが高さ約150bの超高層ビル計画を打ち出しており、御堂筋玄関口の東西で、ツインタワーの整備が今後本格的に進められる。
規模は、鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄筋コンクリート造地下2階地上28階建て延べ約13万1800平方b。地下1階から2階の低層部は商業施設とし、御堂筋の玄関口として歩行者空間と一体となった風格のあるまちなみと上質なにぎわい空間を創出する。
3〜27階の中高層部はオフィスとし、ワンフロア貸室面積1000坪を超える大阪最大規模のオフィス空間などを設ける。土佐堀川や御堂筋の眺望が得られる快適で潤いのある執務環境や充実したビジネスサポート機能の導入、非常用電力などの高いBCP性能を備えた、ハイグレードオフィスを整備する。
11階の上階には一般利用が可能なカンファレンス施設や眺望を楽しめるにぎわい施設、屋上庭園などを計画している。地下2階に自走式の駐車場約60台、機械式を約170台設ける予定。
土佐堀通側の敷地内のオープンスペース整備や、大川町公園の再整備により、水辺の新たなにぎわい拠点の創出や、中之島を中心とした水辺の回遊性の向上を図る。
建設地は大阪市中央区北浜4ノ1他。全体の敷地面積は約1万7000平方bで、建築物部分の敷地面積は7206平方b。総工費は616億6900万円を見込んでいる。
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