日本郵政不 蔵前計画にライオン本社が移転
2020/9/3 東京
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蔵前計画完成イメージ
【台東】日本郵政不動産(千代田区)が台東区蔵前1丁目に開発する、総延べ床面積約10万平方bの大型複合施設「蔵前計画(仮称)」の詳細が明らかになった。オフィス棟にはライオン(墨田区)が本社を移転することを発表。住宅棟は長谷工シニアグループのセンチュリーライフ(港区)、三井不動産レジデンシャルリース(新宿区)が運営に参加する。
施設はオフィス棟、住宅棟、物流施設棟の3棟で構成する。
オフィス棟の規模は鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造13階建て延べ約3万平方b。ライオンが、本社を含む都内4カ所の事業所を集約し入居する。1階には店舗スペースを設ける。
住宅棟は鉄筋コンクリート造23階建て延べ約4万1000平方b。9階から17階が介護付き有料老人ホームで、自立型居室124戸、介護型居室30戸を整備する。運営をセンチュリーライフが担当する。
賃貸住宅は18階から23階。戸数は128戸で、専有部はシングルタイプからファミリータイプまで幅広く用意する。運営・管理を三井不動産レジデンシャルリースが行う。
低層部には保育所、駐車場、駐輪場などを整備する。
物流施設棟の規模は、鉄骨鉄筋コンクリート造9階建て延べ約3万平方b。日本郵便(千代田区)が使用する。屋上には3000平方b程度の庭園を設け、交流スペースとして活用する。
同事業の施工は大成建設(新宿区)が担当。9月16日の起工式を経て着工する。設計は日本郵政(千代田区)で、佐藤総合計画(墨田区)が協力している。2023年3月の完成を目指す。
建設地は台東区蔵前1ノ3ノ25。敷地面積は1万4400平方b。
※関連記事を6月25日付6面に掲載
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