鎌倉市 おなり子どもの家など 武士で設計
2020/10/8 神奈川
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現在の旧鎌倉図書館
鎌倉市は、旧鎌倉図書館を改修して、「(仮称)おなり子どもの家など」を整備するため、構造設計を武士構造設計(千葉県松戸市)に委託して進めている。期間は2021年3月25日までで、工事は21年度に実施する。
規模は木造一部鉄筋コンクリート造、鉄骨造2階建て延べ467・10平方b(うち1階166・34平方bは増築)。学童保育(子どもの家)とアフタースクール(放課後子ども教室)を一体的に整備する。敷地面積は1239・78平方b。
旧鎌倉図書館は、関東大震災で倒壊した町立図書館の再構築が財政的に厳しい中、間島弟彦氏の遺志を受け継いだ間島愛子夫人からの寄付により、1936年に建設。74年に図書館としての役目を終えた後、庁舎として利用していたが、老朽化などのため、2014年に閉鎖し、建物を解体する予定でいた。15年に市内外から保存・活用についての提案や寄付があり、市民などとの協働による新たな保存活用のモデルの一つとして保存・活用することになった。17年度に工事に取り掛かったが、構造などの問題により、一時中断し、構造設計を見直すことになった。
所在地は御成町18ノ35。
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