警視庁 渋谷警察署など改修 基本計画着手
2020/10/23 東京
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渋谷駅近くにある渋谷警察署
警視庁は、渋谷警察署の改修に向け、基本計画の策定業務を日本データーサービス(札幌市東区)に委託した。この他、東京空港警察署と江東運転免許試験場でも改修を検討しており、それぞれの基本計画を同社が落札した。劣化状況を調べた上で、改修計画案と概算工事費を複数案挙げ、比較検討する。改修工事の発注時期は決まっていない。
渋谷警察署(渋谷区渋谷3ノ8ノ15、敷地面積1823平方b)は、1995年に完成した。
庁舎の規模は鉄骨鉄筋コンリート造地下4階地上14階建て延べ1万7221平方b。
内外装や電気、給排水、空気設備機器と配管の大半について、建築当初のものを使用している。建物の長寿命化と勤務環境の改善を目指して改修する。
東京空港警察署(大田区羽田空港3ノ4ノ1、敷地面積4996平方b)は、97年に完成。建物は、▽庁舎(鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て延べ1万0665平方b)▽庁舎警戒ボックス(鉄筋コンクリート造平屋6平方b)▽付属棟(鉄筋コンクリート造平屋15平方b)―で構成する。
江東運転免許試験場(江東区新砂1ノ7ノ24、敷地面積4986平方b)は、都内に3カ所ある試験場の一つ。敷地内に技能試験用のコースは設置していない。
建物の規模は、鉄骨鉄筋コンクリート造延べ9972平方b。84年に完成した。2019年に給排水衛生設備を改修したものの、その他の設備関係機器と配管、内装は建築当時のものを使用している。建物の長寿命化と、試験場を利用する都民の安全確保、利便性の向上に取り組む。
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