城東区役所跡地開発事業者 有隣会を選定
2020/10/30 大阪
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完成予想パース
大阪市城東区は、もと城東区役所用地の開発事業者募集プロポーザルで、事業予定者として社会医療法人有隣会を選定した。有隣会は254床を有する病院を提案していた。今後、基本・実施設計に着手し、2022年8月ごろの工事着手、24年3月ごろの完成を目指す。
提案していた病院の計画規模は、8階建て延べ1万1785平方b(3565坪)。病床数は254床。建築面積は1796平方b(543坪)。主要室は手術室、リハビリテーション室、MRI室、CT室、透析室など。
配置計画は、1階がメインエントランス、待合室、検査エリア、救急・時間外外来など、2階が外来診察室、3階が手術室やリハビリテーション室、透析室など、4〜8階が病棟エリアとなっている。
この他、インフラ途絶時への備えとして、自家発電設備やオイルタンクなどを設置する他、空調換気停止時にも自然換気が可能な窓を整備する予定だ。
プロポーザルには5者が参加した。有隣会の提案価格は29億1111万1115円だった。
対象地は、大阪市城東区中央3ノ41ノ2。区内中心部に位置し、国道1号に面している。用途地域は商業地域(建ぺい率80%、容積率400%)。敷地面積は3147平方bで、もと区役所建物(鉄筋コンクリート造3階建てなど7棟)が現存している。解体工事は21年11月〜22年7月の工期で実施する予定だ。
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