JR東日本 品川開発PJ4月から大林組ら
2021/1/4 東京
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品川開発プロジェクト
JR東日本(渋谷区)は、品川開発プロジェクト第1期で初弾となる「3街区」建築を今年4月に着工する。当初計画の2020年10月から半年遅れ、続く「4街区」の着工も21年5月の予定を6月に変更する。施工は大林組(港区)。
「1街区」はフジタ(新宿区)の施工で6月に、「2街区」は鹿島(港区)で10月にそれぞれ計画通り着工する。全体の完成は25年3月で変わらない。近く準備工事を開始する。
設計は品川駅車両基地跡地開発に係る整備計画策定業務共同企業体(代表者・JR東日本建築設計、渋谷区)。
各街区建物の規模と概要は次の通り。
▽3街区―鉄骨一部鉄筋鉄骨コンクリート造地下5階地上31階建て延べ21万1000平方b。地下に地域冷暖房施設や駐車場を配置し、1階にフィットネス、2階にエントランス、3階に店舗や保育所を整備する。4〜30階がオフィスフロアで4〜5階にはクリニックが入居。国道15号側で計画されている泉岳寺駅地区再開発事業の建物と2階レベルで接続する
▽4街区―鉄骨一部鉄筋鉄骨コンクリート造地下3階地上30階建て延べ46万平方b。2棟の高層棟が低層部で一体化する。地下2階が3000人収容のコンベンション施設で1〜5階が店舗と保育所。北棟は6〜7階がビジネス支援施設、8〜27階が事務所、28〜29階がレストラン。南棟は6階がカンファレンスフロアで7〜21階がオフィス。22〜30階には国際水準のホテルで客室数が200室。高輪ゲートウェイ駅と接続する2階レベルに約6500平方bの歩行者広場を、1階グラウンドレベルには約3500平方bの交通広場を整備する
▽1街区―鉄筋コンクリート造地下3階地上45階建て延べ14万9000平方b。1〜2階が店舗とインターナショナルスクール、3階がエントランスで、4〜44階に共同住宅860戸。高層部の200戸は外国人ワーカー向けの家具付き住宅
▽2街区―鉄筋鉄骨コンクリート・鉄骨一部鉄筋コンクリート造地下4階地上6階建て延べ3万1000平方b。地下3〜地下1階に1000席収容の多目的ホール、地上フロアに展示室やライブラリー、6階に庭園とレストランを整備する
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