太陽光関連業者 倒産が再び増加
2021/1/21
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帝国データバンクがまとめた太陽光関連業者の2020年の倒産は、全国で84件(前年比13・5%増)となり2年ぶりに増加した。負債総額も前年比12・8%増の239憶5700万円となり4年ぶりに増えた。調査を実施している06年以降の累計倒産件数は541件で、設備工事業が業種別では最も多い132件(構成比24・4%)となっている。
太陽光発電システム販売や設置工事、太陽光パネル製造、コンサルティングなどの関連事業を主業または従業として手掛けている会社の倒産を調査。
年別の倒産件数は、調査を始めた06年以降徐々に増加傾向となり、18年に年間95件でピークとなった。19年は74件と減少したものの、再び20年に84件と増加に転じた。
累計倒産件数541件の内訳は、破産が最も多く510件(構成比94・3%)、特別清算が17件(3・1%)、民事再生法が14件(2・6%)。地域別では関東が199件で最も多く、これに中部(92件)、近畿(80件)、九州(74件)が続いた。
業種別では、最多となった設備工事業のほか、家具・什器・家庭用機械器具小売業99件、総合工事業70件、機械器具卸売業65件、職別工事業49件が多かった。
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