三菱地所など 大阪三菱ビル建替推進
2021/1/25 大阪
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南東側から見たメージパース。堂島川の水辺空間とも一体化させる
水都大阪のランドマークに―。三菱地所など4社は、御堂筋と堂島川が交差する大阪市北区堂島浜1丁目で、(仮称)大阪三菱ビル建替え計画を推進する。高規格オフィスや「4つ星」ホテルなどが入る超高層複合ビルが誕生する計画だ。現在は竹中工務店の元請けで既存施設の解体工事が進められており、新築工事は10月に着工する。2025年の大阪・関西万博に向け、大阪の国際競争力強化につながる複合ビルを目指す。
規模は鉄骨造地下2階地上32階建て延べ約6万6000平方b。地下の一部は鉄骨鉄筋コンクリート造。外装デザインはガラスファサードによる軽やかなデザインとする。
低層部の1〜2階は店舗や保育施設、健康増進施設、運動支援施設の整備を予定。3〜15階はオフィス、17〜31階はホテルとする。中間階の16階には大阪の街並みが一望できる(仮称)御堂筋プレゼンテーションギャラリーを設置する。地下2階は駐車場を設ける。
オフィスは、総貸室面積が約2万2700平方bの高規格オフィスとする。ホテルは、カンデオホテルズのフラッグシップホテルが出店する。「4つ星ホテル」のコンセプトを掲げ、548室の客室数を計画。最上階のルーフトップにはスカイスパを設ける予定だ。
24年4月の完成を見込んでいる。
設計は三菱地所設計・竹中工務店設計監理共同体が担当。
建設地は大阪市北区堂島浜1ノ1ノ5.敷地面積は3571平方b。建築主はオーエム4特定目的会社で、出資者は三菱地所、三菱商事都市開発、積水ハウス、三菱UFJリース子会社のMULリアルティインベストメント。
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