鳴門市道の駅 当初案に事業費17・8億
2021/2/10 四国
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施設イメージ
【鳴門】鳴門市は、国道11号沿いに整備を進めている道の駅「くるくる なると」について、新築工事実施設計を本年度内にも完了させ、造成工事の完了後速やかに建築工事に着手する計画だ。10日発表した2021年度当初予算案に建設事業費17億8714万円を盛り込んだ。順調なら21年度は22年春の開駅を目指し、国土交通省への登録申請や建築工事、外構工事などを進めていく。
事業は、大津町備前島字蟹田の越335ノ1他の敷地(国道11号沿い)約1万3000平方bに、休憩や情報発信、地域連携、防災・環境保全といった機能を導入し、地域活性化(鳴門の笑顔と元気と誇り)を実現する道の駅を整備するもの。四国のゲートウエイ推進事業の基幹施設として、市の定住人口の確保と交流人口の拡大につながると期待されている。
計画地の造成工事は、宮ア基礎建設(鳴門市)が担当。7月には完了の運び。21年度当初予算案に盛り込まれた建設事業費には造成工事費も一部含まれている。
一方、建築施設は設計をニュージェック徳島事務所(徳島市)が担当し、3月10日までの期間で業務を進めている。施設の計画規模は鉄骨造2階建て延べ2548平方b。基本設計によれば、大鳴門橋をイメージしたトラス構造の建物外観を持つ施設を想定。装飾に県産材を使用し、屋上に避難所を設け、スロープ(人工芝)で誘導する。この他、建物のスロープにジップライン、そり遊びができる広場も設け、子どもたちが楽しめるようにする計画だ。
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