赤羽国交相 賃金引上げの重要性強調
2021/2/19
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赤羽一嘉国土交通相は2月19日の閣議後会見で、公共工事設計労務単価と技術者単価に特別措置を適用したことについて、「新型コロナウイルスの影響で一時的に賃金の支払いが抑制されている」との懸念を示した上で、「賃金の引き上げが単価の上昇を通じ、適正利潤の確保、さらなる賃金の引き上げにつながる」と建設業界に賃金引き上げの重要性を訴えた。
3月1日から適用される労務単価と技術者単価には、前年度を下回った単価を前年度単価に据え置く特別措置が適用された。いずれも賃金実態の調査結果を単価に反映しており、特別措置の適用により、労務単価は全国全職種平均で0・8ポイント、技術者単価は全職種平均で0・6ポイント引き上げた。
赤羽国交相は「建設産業の担い手確保には、引き続き賃金を引き上げることが重要」と強調するとともに、賃金引き上げが単価の上昇につながる好循環が続くよう、「新単価の水準を踏まえ、適切な請負代金で契約し、技術者や技能労働者の賃金水準をさらに改善してもらいたい」と呼び掛けた。
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