野村不 H1O神宮前を木造ハイブリッド構造
2021/3/9 東京
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H1O外苑前完成予想図
野村不動産(新宿区)は、渋谷区神宮前に新築するオフィスビルの主要構造部に、木造ハイブリッド構造を採用すると発表した。CO2削減と固定化を促すもので、中高層オフィスビルへの採用は初めて。環境認証SGEC/PEFCプロジェクトCoCの認証を取得する予定。
オフィスビルは従業員10人未満に特化した小規模賃貸オフィス「H1O(エイチワンオー)外苑前」。規模は鉄骨一部木造7階建て延べ約1850平方b。
柱・梁の一部に木質耐火部材の大臣認定を取得したλ―WOOD(ラムダウッド)を使用し、CO2排出量を約21d削減するとともに、木材が成長段階で吸収するCO2約19dを固定化する。これは敷地(約453平方b)と同等の広さの土地に杉を植栽した場合のCO2吸収量約50年分に相当するという。
設計は野村不動産と熊谷組(新宿区)で、住友林業(千代田区)の木に関する知見を活用する。施工は熊谷組。5月の着工、2022年8月の完成を目指す。
建設地は渋谷区神宮前3ノ1ノ5(地番)。
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