ステーションAi整備・運営 ソフトバンクGで
2021/7/21 中部版 掲載記事より
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スタートアップ支援「ステーションAi」 イメージ図
愛知県経済産業局は7月21日、スタートアップ支援拠点「ステーションAi」の整備・運営を担う事業者を、ソフトバンク(東京都港区)を代表企業とする7者構成のグループに決めたと公表した。決定は7月19日付。事業手法はPFI手法のBT方式とコンセッション方式を合わせた方式。契約金額は143億4833万0933円(税込み)で、県が受ける運営権対価は2億5500万円。今後、8月の基本協定締結、9月定例県議会での議決を経て、10月に事業契約を締結する見通し。2024年10月の供用開始を目指す。運営・維持期間は24年10月〜34年9月。
協力企業は、設計・施工監理が石本建築事務所名古屋オフィス(名古屋市中区)、施工がフジタ(東京都渋谷区)、テック・ラボ運営がDMN・com(東京都港区)、スタートアップ支援がSBイノベーション(東京都港区)、維持管理がシービーアールイー(東京都千代田区)、託児施設運営がトットメイト(名古屋市東区)。
同事業では、スタートアップを起爆剤としたイノベーションを創出するための総合的な中核支援拠点施設「ステーションAi」を、元県勤労会館跡地(名古屋市昭和区鶴舞1ノ2ノ32)の敷地7332平方bに建設する。施設規模は鉄骨造7階建て延べ2万3098平方b。内訳は、スタートアップ向けオフィスが6710平方b、パートナー企業向けオフィスが4859平方bなど。CASBEE名古屋のSランクに取り組む。
事業者選定には2者が参加。ソフトバンクは、入札価格点が2位となったが、性能評価点で上回り、僅差で1位となった。
大村秀章知事は会見で、「日本の命運をかけたプロジェクト」と位置付け、「グローバルネットワークを擁するソフトバンクと取り組んでいく」と意気込みを述べた。
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