総社市 新庁舎建設は総事業費91億
2021/7/21 岡山
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新庁舎北西側イメージ
総社市は、新庁舎建設基本設計の概要を公表した。総事業費約91・4億円で、総延べ面積1万6342平方bを現庁舎南側に建設する。2022年度から工事に着手、合併特例債適用期限である24年度の新庁舎完成を目指す。旧庁舎解体や倉庫棟建設、外構整備などを行い27年度に事業を完了させる。
新庁舎は、庁舎棟・議会棟・倉庫棟の3棟で構成。庁舎棟は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造7階建て延べ1万2034平方bの基礎免震構造。鉛プラグ入り積層ゴム支承(LBR)にすることで減衰機能を持たせ、他の減衰装置を不要としている。免震ピット基礎の下部は液状化対策も兼ねて全面地盤改良する。
議会棟は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造3階建て延べ2471平方bの耐震構造。基礎は既成コンクリート杭。
倉庫棟は、鉄筋コンクリート造4階建て延べ1454平方bの耐震構造。基礎は、地盤改良(深層混合処理)。
そのほか、バス車庫(鉄骨造平屋150平方b、耐震構造)、歩廊(鉄骨造平屋202平方b、耐震構造)、来庁者駐輪場(鉄筋コンクリート造平屋28平方b、耐震構造)。建設地は総社市中央1ノ1ノ1。
概算事業費の内訳は、建設工事約77億円(新庁舎約71億6000万円、付属棟約5億4000万円)、外構工事約2億8000万円、解体工事約3億2000万円、備品など約3億6000万円、移転約5000万円、設計監理約4億3000万円。
実施設計は大建設計・倉森建築設計事務所JVが担当する。
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