原町1丁目防災街区整備 施工者を募集
2021/8/10 東京
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完成予想図
【目黒】原町一丁目7番・8番地区防災街区整備事業組合は、同事業の既存建物などの解体・除却工事、再開発ビルの新築工事を行う施工者の募集を開始した。首都圏不燃建築公社(港区)が業務を担当し、参加希望を8月12日まで受け付け、募集要項を13日にメールで配布する。9月30日の開札を予定している。10月に権利変換計画認可を取得し、12月に既存建物の解体工事に着手。防災施設の本体工事は2022年4月の着工、24年3月の完成を目指す。
応募資格は、建築一式の総合評定値が1700点以上で、過去10年間に▽補助事業(市街地再開発事業、防災街区整備事業、優良建築物等整備事業、優良建築物等整備事業)の施工実績があること▽三井不動産レジデンシャルの分譲マンションの施工実績があること▽東急線の線路近くでの工事の施工実績があること―。
同事業では、目黒区原町1ノ7〜8地内の約0・4fに、地下1階地上9階建て延べ約9700平方bの再開発ビルを建設する。用途は1階が店舗で、2〜9階に住宅110戸を整備する。敷地の南側に再開発ビルを配置し、西側に広場を設ける。
併せて、東急目黒線西小山駅前通りの道路拡幅と地区周辺道路の無電柱化、広場の整備などを実施し、地域の防災性を向上させる。周辺道路のうち、区道F112号線、F113号線(駅前通り)、F114号線を無電柱化。また、区道F113号線は幅員を6bに拡幅する。
設計は松田平田設計(港区)が担当。
参加組合員として首都圏不燃建築公社と三井不動産レジデンシャル(中央区)、大和ハウス工業(千代田区)が参画している。権利者は合計20人。総事業費は約79億円を見込む。
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