1級建築士 学科合格率15・2%
2021/9/7
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国土交通省は9月7日、2021年1級建築士試験の学科試験の合格者を発表した。実受験者3万1696人のうち合格者は4832人。20年試験から受験要件として実務経験が求められなくなったことから、受験者数は前年を1287人上回り、2年連続で増加。合格者数は1463人減少し、合格率も15・2%と5・5ポイント低下した。
学科試験は、7月11日に全国70会場で行われた。合格者は10月10日の設計製図試験を受験できる。
合格基準点は、▽計画10点▽環境・設備11点▽法規16点▽構造16点▽施工13点▽総得点87点(125点満点)―とした。
合格者の主な属性を見ると、職域別では、建設業の34・3%、建築士事務所の27・3%、住宅メーカーの14・3%の順に合格者が多かった。年齢別では、24〜26歳の30・2%が最多で、合格者の平均年齢は30・3歳だった。全合格者に女性が占める割合は27・3%だった。
合格者の受験番号と合格基準は、建築技術教育普及センターのホームページ(https://www.jaeic.or.jp/)や都道府県建築士会の事務所に掲示する。
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