野村不、JRら 芝浦1PJは清水建設で
2021/9/30 東京
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完成イメージ
野村不動産(新宿区)と野村不動産ビルディング(港区)、JR東日本(渋谷区)は、共同で進めている国家戦略特区事業「芝浦一丁目プロジェクト」のS棟を、清水建設(中央区)の施工で10月1日に着工する。設計は槇総合計画事務所(渋谷区)が担当。2024年度の完成を見込む。
港区芝浦1ノ1ノ1の敷地約4・7fで浜松町ビルディング(東芝ビルディング)を建て替え、S棟とN棟からなるツインタワーを建設する。N棟の施工者は未定。27年度の着工、30年度の竣工を予定している。
S棟は地下3階地上43階建て、N棟は地下3階地上45階建てで、総延べ床面積は55万平方b。両棟ともに、地下は駐車場、機械設備室。低層部は商業施設、中・高層部はオフィスとなる。S棟の高層部はホテル、N棟は共同住宅を整備。その他、S棟にはホテルレセプション、N棟には子育て支援施設と次世代エネルギー交流施設などを配置する。
気候変動の緩和策として、最新の省エネ・省CO2技術を取り入れる。同ビルでの創電による再生可能エネルギーや、カーボンニュートラル都市ガスの導入などを進め、街区全体でのCO2排出量実質ゼロの実現を目指す。
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