NTT 大阪城臨む大阪市中央区の現本社跡地に高規格ホテル開発へ
2021/10/14 大阪
いいね | ツイート | |||
0 |
開発するホテルのイメージパース
【大阪】NTT西日本(大阪市中央区)、NTTアーバンソリューションズ(東京都千代田区)とNTT都市開発(東京都千代田区)は、大阪城の南に位置する大阪市中央区馬場町の「法円坂北特定街区」の開発概要を公表した。街区内にある既存のNTT西日本本社を移転し、跡地に高規格ホテルなどを整備する計画だ。ホテルの着工は2023年2月を予定しており、実施設計と施工は竹中工務店が担当する。
開発ホテルの規模は、鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下3階地上20階建て延べ約3万9000平方b。高さは102b。客室数は約220室。国際会議などに対応可能な多目的ホールの他、レストランなどの機能を備えたフルサービスホテルとし、25年1月の完成を予定している。
同街区は大阪城公園と難波宮跡公園の間に位置し、全体の面積は約1万3600平方b。史跡指定地、A敷地、B敷地に分け、A敷地(約4900平方b)にホテルを整備する。史跡指定地(約5800平方b)は難波宮跡の遺構を表現した形状の広場として整備する。
B敷地は、既存ビルを減築して通信ビルとし、屋上には大阪城天守閣を臨めるオープンスペースを整備する計画だ。規模は地下1階地上2階建て延べ約5000平方b。
NTT西日本の本社機能は、大阪市都島区東野田町に建設中の新ビルに移設する。
この年の大阪市の発注予定案件 | この年の大阪市予算情報 |
特集コーナー
このコーナーでは、入札情報関連の話題や建設業界注目の情報、工事ニュースなどを取り上げます。