日程変更で受験者数減少
2021/12/2
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新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年度に予定されていた集合形式で行う多くの資格試験が中止・延期を余儀なくされた。施工管理技士資格を取得するための技術検定は、20年4月の1回目の緊急事態宣言に伴い、2020年度の1級技術検定の日程を延期。年2回行われる2級技術検定の学科試験は前期試験を中止した。
この影響を受け、1級技術検定の学科試験の受験者数は、前年度の受験者数を大きく割り込んだ。1級学科試験の受験者数は9万4277人となり、前年度の受験者数を14・4%下回った。実際に日程を変更した1級学科試験は、土木、建築、電気工事、建設機械の4職種だったが、それ以外の3職種を含む全7職種で受験者数が減少している。
改正建設業法の全面施行後に行われた21年度試験は、20年度までの学科試験と実地試験が第1次検定と第2次検定に改められた。1級第1次検定は試験会場の感染予防対策を実施し、例年通りの日程で行われており、受験者数は5・3%増の10万4252人と増加に転じた。特に1級土木の受験者数は26・8%増と大幅に伸びている。
1級第1次検定の合格者は、改正建設業法によって創設された1級技士補の資格を取得し、監理技術者補佐として現場に配置することが認められている。
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