事務代行など効率化 建退共電子申請で改修
2022/1/17
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勤労者退職金共済機構建設業退職金共済事業本部(建退共)は、電子申請方式の機能改修としてこのほど導入した「就労実績報告作成ツールへの就労実績調整欄の追加」と「エクセル入力方式の追加」について、機能の利便性の詳細について発表した。
就労実績報告作成ツールに追加した就労実績調整欄は、前月の就労実績報告に誤りがあった場合や、1日に複数の現場に就労したケースなどに、加減日数を直接入力することで調整できるようにしたもの。
この機能を利用すると、1カ月分をまとめて入力する場合は、日々の欄への入力は不要となる。下位の下請けから紙(様式第5号日別報告様式)で提出された就労実績を、元請けや一次下請けなどが一括して代行入力する場合などで事務が簡素化する。
一方、エクセル入力方式の追加は、「主に下請けで施工する中小・零細企業では事務職員がいないことが多く、就労実績報告作成ツールの利用は困難だが、エクセルの就労実績報告であれば利用可能」という意見が多いことに対応したもの。新たにエクセルの「事務受託様式第5号日別報告様式」を作成。同様式から直接、データを就労実績報告作成ツールに取り込めるようにした。
また、複数の下請けの事務代行などで、被共済者の人数が多い場合などは、CSV形式での取り込みも可能にした。
新たな就労実績報告作成ツールはホームページからダウンロードできる。
建退共では今後もシステムの改良を進める。今年夏からは、エクセル入力方式で、上位の下請けが下位の下請分を代行入力する場合、個々の共済契約者番号を入力することで一つのファイルにまとめて登録できる機能も供用する。建設キャリアアップシステム(CCUS)とのデータ連携も夏からさらに拡充する。
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