桑名市 淺沼組グループ選定、消防庁舎再編
2022/6/8 中部
いいね | ツイート | |||
0 |
消防庁舎等再編整備のイメージパース
桑名市は、「消防庁舎等再編整備事業」の設計・施工一括事業者を決めるため、公募型プロポーザルで事業者を募集した結果、淺沼組三重営業所(津市)、浦野設計三重支社(津市)、タイムズ24(東京都品川区)のグループを優先交渉権者に選定した。民間活力を導入して消防本部庁舎を大山田地区市民センターの敷地に移転し、消防本部と地区市民センターなどで構成する複合施設を整備する。
今後、基本協定を結び、早ければ10月に事業契約を締結する。プロポーザルには4グループが参加した。
現在の消防本部庁舎(江場7)は、南海トラフ巨大地震による津波被害想定で2〜5bの津波浸水地域に位置しており、大山田地区への移転検討を進めていた。老朽化が進む消防署大山田分署の庁舎とともに、大山田地区市民センターの敷地6380平方bに施設を移転して複合施設を建設する。
複合施設施設は、新消防本部、新大山田分署、新地域コミュニティー施設、新郵便局などで構成。隣接地に防災広場、立体駐車場の整備を計画している。スケジュールは事業者の提案に基づいて検討する。
再編対象施設の規模は、消防本部が鉄筋コンクリート造3階建て延べ5026平方b、大山田分署が鉄筋コンクリート造2階建て延べ533平方b、大山田地区市民センターが鉄筋コンクリート造2階建て延べ818平方b。
民間活力導入アドバイザリー業務は百五総合研究所(津市)が担当。
この年の桑名市の発注予定案件 | この年の桑名市予算情報 |
特集コーナー
このコーナーでは、入札情報関連の話題や建設業界注目の情報、工事ニュースなどを取り上げます。