三交不動産 近鉄四日市駅前のビル2月着工
2023/1/26 中部
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完成イメージ(提供/三交不動産)
【三重県四日市市】三交不動産(津市丸之内9ノ18)は、近鉄四日市駅前にオフィスビルを新築する「三交四日市駅前ビル(仮称)建設計画」について、予定通り2月に着工すると発表した。開発地の中央通り沿いは、国や市による都市整備事業などが進むエリア。同社は、同エリアに保有する既存の施設と合わせ、これらの事業による周辺の活性化に備える考えだ。
計画では、オフィス棟と駐車場棟の計2棟を整備する。
オフィス棟は鉄骨造14階建て延べ約1万3600平方b、高さ64b。1階を商業フロア、2〜14階をオフィス賃貸フロアとして設定する。空調やサッシなどでエネルギーの高効率化を図り、三重県内の新築テナントビルでは初めて、「ZEB Ready」(1次エネルギー消費量50%以上削減)を取得した。
駐車場棟は自走式駐車とし、約125台を収容する計画。延床面積は約3400平方b。
完成は2025年3月、開業は同年春を予定。設計は石本建築事務所(東京都千代田区)、施工は奥村組名古屋支店(名古屋市中村区)が担当している。
建設地は三重県四日市市浜田町41ノ1他の、2195平方b。近鉄四日市駅の東側約350bに位置し、敷地北側は同駅とJR四日市駅を結ぶ中央通りに面している。
また三交不動産は、今回の発表に合わせて、中央通り沿いに保有するオフィスビル「四日市三交ビル」を、ホテル「三交イン」を軸とした施設へ再開発することを検討していると明らかにした。同ビルは鉄筋コンクリート造地上5階塔屋1階建て延べ784平方b。1972年に完成した。所在地は三重県四日市市浜田町3ノ12。
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