八重洲二丁目中地区再開発 鹿島で着工
2024/8/26 東京
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東京駅八重洲口側から見た外観イメージ
【中央】八重洲二丁目中地区市街地再開発組合は、同地区の第一種市街地再開発事業の本体工事を開始した。施工は鹿島(港区)が担当し、2029年1月末の完成を目指す。
所在地は中央区八重洲2ノ4〜7で、旧八重洲ブックセンターなどが立地していた複数の街区の統合・再整備。敷地面積は1万9560平方b。
建物の規模は、鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下3階地上43階建て延べ38万9290平方b。高さは227b。
バスターミナルを地下2〜地下1階に配置。「東京ミッドタウン八重洲」などの地下と接続して一体的に運営する。地下1〜地上3階は商業施設を配置し、約50店舗を開業する予定だ。大型書店の先駆けである八重洲ブックセンターも出店を計画している。
また、3〜6階に劇場を、3〜4階にインターナショナルスクールを配置。スクールには体育館や屋外運動場も整備する。3〜38階はオフィス。1フロアの面積が都内最大級の6300平方bで、4方向のいずれにも貸室を設定できる。40〜43階はサービスアパートメントとし、レストラン、フィットネスセンターなどを備えて1泊〜中長期滞在に対応するホテルライクな施設とする。
設備面では、建物内に常用・非常用発電を賄うコ・ジェネレーションシステム(CGS)を備え、電気と熱供給を行う。さらに隣接する東京ミッドタウン八重洲のCGSと連携して、エネルギーの効率的な運用を目指す。
基本設計などは日建設計(千代田区)、実施設計は鹿島が担当。
参加組合員は鹿島、住友不動産(新宿区)、阪急阪神不動産(大阪市北区)、ヒューリック(中央区)、三井不動産(中央区)、UR都市機構。
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