武蔵小杉のタワマン デザインは隈研吾氏
2024/9/30 神奈川
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完成イメージ。隈研吾氏がデザインを監修した
【川崎】三菱地所レジデンス(東京都千代田区大手町1ノ9ノ2)と東京建物(東京都中央区八重洲1ノ4ノ16)、東急(東京都渋谷区南平台町5ノ6)、東急不動産(東京都渋谷区道玄坂1ノ21ノ1)は、日本医科大学武蔵小杉キャンパスの再開発により建設中のタワーマンション2棟「ザ・パークハウス武蔵小杉タワーズ」について、デザインコンセプトを大地から生える二本の大樹≠ノ決めた。デザインは隈研吾氏が監修し、外装には樹皮をイメージしたキャノピーなどを設置する。
規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上50階建て2棟で、総延べ床面積は約17万平方b。1LDK〜4LDKの住戸1438戸を設け、高齢者福祉施設、クリニック、保育所、スポーツジム、スーパーマーケット、ドラッグストアなどを併設する。
コンセプトの「大地から生える二本の大樹」には、タワーレジデンスの先進性や利便性に加え、木のぬくもりをはじめ自然を感じられる施設にしたいとの思いを込めた。外装には樹皮をイメージしたキャノピーを設置し、色調は高層部に向かって徐々に空色に近づけるグラデーションとした。吹き抜け空間となるエントランスの内装には年輪のモチーフを採用する。
建物2棟の間には、大樹のふもとをイメージした芝生広場を設置。敷地内を貫通する歩道も含め地元住民の利用も可能として、地域のコミュニケーションや防災活動の拠点として活用する予定だ。
建設地は川崎市中原区小杉町1ノ390ノ1の敷地2万0172平方b。旧日本医科大学武蔵小杉病院跡地に当たる。
設計・施工はフジタ東京支店(東京都新宿区)が担当。2028年5月の完成を目指す。
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