高松市 ことでん新駅で東西に駅前広場新設へ
2025/1/22 四国
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東側駅前広場などのイメージ図(提供/高松市)
【高松】高松市は、高松琴平電気鉄道(ことでん)が琴平線の太田駅から仏生山駅間に新駅を建設するのに合わせて駅前広場を新設する。新駅、広場ともに2026年度中の供用開始を目指している。広場整備の事業費は10億1000万円を見込んでいる。
ことでんは新駅の名称を「多肥駅」に決定。駅舎は国・香川県・高松市の補助金を使い、ことでんが整備する。3月の着工を予定している。規模は鉄骨造平屋約400平方b。事業費は7億9000万円。1日当たりの鉄道乗降客数は1900人を想定している。駅舎設計は鎌田建築設計事務所(三木町)が担当した。
駅前広場は新駅の東側と西側に整備する。路線バス乗降場(5台)、バス待機場(2台)、タクシー乗降場、タクシー待機場、送迎者用乗降場、身障者用乗降場、駐輪場(700台)、シェルターなどで構成する。
面積は東側が約3900平方b、西側が約1100平方b。工事は部分的に行っており、22年度から駅前造成工事として4件を発注している。シェルターはことでん伏石駅と似たタイプになる方針だ。駅前広場設計は中央測建(高松市)が担当した。場所は多肥上町。
新駅と駅前広場整備は都市再生整備計画ことでん新駅(太田〜仏生山駅間)周辺地区(第1期)として19年度から着手。24〜26年度の3カ年を第2期として進めている。
同地区は「高松市都市計画マスタープラン」で、公共交通軸の基幹的役割と駅周辺のまちづくりを兼ね備えた軸である「中央連携軸」に位置付けられている。鉄道を基軸とし、鉄道駅にバス路線をつなぐことで持続可能な公共交通ネットワークの再構築を目指している。
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