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岡山県備中県民局事業

県備中県民局事業


 



中山間地域総合整備事業矢掛地区





 2015年度は上高末工区と内田工区、原・毎戸工区のほ場整備実施設計のほか、延長約700bの農道測量設計などを進め、16年度から一部工事に着手する。概算総事業費は9・9億円を見込んでいる。

各工区の計画概要は次の通り。

▽上高末工区(上高末)−区画整理14・1f、排水路2242b、道路延長1705b幅員4(3)b、暗渠排水13・7f、事業期間・15〜20年度



▽内田工区(内田)−区画整理7・4f、用水路・延長1889b、排水路・延長827b、道路・延長1395b幅員4(3)b、暗渠排水7・3f、事業期間・15〜19年度



▽原工区(横谷)−区画整理6・2f、用水路・延長1557b、排水路・延長1579b、道路・延長774b幅員4(3)b、暗渠排水5・9f、事業期間・15〜19年度



▽毎戸工区(小田)−区画整理1・9f、用水路・延長593b、排水路・延長408b、道路・延長128b幅員4(3)b、暗渠排水1・6f、事業期間・15〜19年度



▽西三成工区(西三成)−区画整理8・1f、用水路・U字フリューム径250_延長1202b、排水路・延長775b、道路・延長774b幅員4(3)b、暗渠排水7・9f、事業期間・15〜20年度



▽江良工区(江良)−区画整理6・3f、用水路・延長1285b、排水路・延長1119b、道路・延長383b幅員4(3)b、暗渠排水5・9f、事業期間・15〜20年度



▽東谷工区(宇角)−用水路・延長30b、排水路・延長30b、事業期間・15〜16年度



▽原上工区(横谷)−用水路・延長130b、排水路・延長130b、事業期間・15〜19年度



▽平矢下工区(宇内)−用水路・延長221b、排水路・延長221b、事業期間・15〜19年度



▽日置谷工区(小田)−道路・延長536b幅員4(3)b、事業期間・15〜16年度



▽橋本工区(里山田)−道路・延長167b幅員4(3)b、事業期間15〜16年度





 


かんがい排水事業笠岡湾干拓第2地区





 2015年度は支線排水路の測量や土質・地質調査、実施設計を進める。工事発注は16年度以降。

計画概要は、1号支線排水路暗渠部5カ所、2号支線排水路暗渠部5カ所、3号支線排水路暗渠部2カ所の合計12カ所を2連現場打ちBOXカルバートで改修。また、8号サイホンゲートや船穂揚水機場の制御盤なども改修する計画で、これは企業局からの発注となる。

同地区は、国営笠岡湾干拓事業完了から25年を経過。ほ場は地盤の圧密で50a程度の自然沈下が発生しているほか、排水路は老朽化や土砂の堆積で水路内の水位の上昇や通水能力の低下がある。また、道路横断部のコルゲートメタルカルバートは腐食していることから整備する。

総事業費は約2億1000万円。事業期間は18年度まで。





都市計画道路連島呼松線





 未改良区間の拡幅整備を計画。2015年度で用地測量を進め、完了後に用地交渉に入る。

同事業は、五軒屋王島線と交差する起点寄り交差点から南側の観音堂交差点前後までの延長約1200bを対象に、現在の2車線を4車線とし、幅員を22bに拡幅する計画。なお、渋滞対策で起点側約190b、観音堂交差点前後箇所の北側約100b、南側約150bに付加車線として右折レーン(幅3b)を設ける。計画期間は21年度まで。総事業費は25億1000万円を見込む。工事発注時期は今のところ未定。

また、拡幅に伴い整備する水路はボックスカルバート(延長1200b、高さ1800_×幅2000_)を予定してる。





早島大砂線





 未改良区間の道路整備を計画。2015年度は引き続き用地取得をメーンに行うほか、起点側付近の一部を秋ごろに工事発注する予定。

同事業は、渋滞緩和による南北交通の円滑化を図るため、早島町早島の約1000bを対象に、2車線14bを全幅24bの4車線(車道幅員13b)に拡幅する。

事業期間は12年度〜18年度の7年間を想定、事業費は約15億円を見込んでいる。

早島大砂線は、国道2号早島中交差点から倉敷市北東部の二子西交差点までの全長約3300bの道路で、倉敷市と早島町を南北に連絡する幹線道路。これまでに約2300bの区間の改良が完了している。





新見川上線道路拡幅





 高梁市備中町布瀬〜川上町領家の道路拡幅を計画している。用地測量を実施し、用地買収に着手する。取水期を過ぎた秋ごろにも路側擁壁工など一部工事を発注する。

計画箇所は、国道313号から新見川上線に入った用瀬橋付近の延長1300b。山と川に挟まれ現況道路の線形が悪く、現況幅員も狭いなどトラックの往来が困難なため、全幅員7bの道路として整備する。拡幅は成羽川に大型ブロックを設置し、川側に張り出し整備する。





中ノ池改修





 中ノ池(倉敷市西坂)の改修を計画。2015年度はで測量設計を進め、16年度から工事着手、18年度の完了を予定している。

同ため池は、堤体断面の変形や、下流法尻からの漏水があるため補強対策するもので、均一型・堤長81b、堤高7b、堤頂幅2bの池を傾斜遮水ゾーン型で改修。堤体上流法面は張ブロック・筋芝で、下流法面は張芝で法面保護を行う。改修後は、堤長87・3b、堤高6・4b、貯水量1万8900立方bとなる。取水施設は、斜樋管(ダクタイル径300_)、緊急放流孔(径300_、底樋管(ダクタイル鋳鉄管径1000_)。

総事業費は1億4640万円を見込む。





丁老池改修





 農村地域防災減災事業地震対策ため池整備で丁老池(矢掛町江良)の改修を計画。2015年度で土質・地質調査と測量設計を進める。工事発注は16年度以降。

計画では、均一型・堤長98b、堤高11・2bの池を傾斜遮水ゾーン型(1万4073立方b)、波止ブロック(1355平方b)で改修。改修後は、堤長98b、堤高11・7b、堤体積5万2000立方b、総貯水量6万5200立方bとなる。樋管工は、斜樋管(ダクタイル径400_、延長18・8b)、スルースゲート(径150_×3、径400_×1)、底樋管(ダクタイル径700_、延長63.9b)。洪水吐工は、越流堰式(幅6・2b)、三方鉄筋コンクリート水路(延長51・8b)。

総事業費は1億6600万円を見込む。










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