ローランドが新社屋建設 24年8月着工
2023/11/10 静岡
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新社屋のイメージ
【浜松・北】音響製品などを扱うローランド(浜松市北区細江町中川2036ノ1)は、元関連会社ローランドDGの旧社屋を増築、改築して新社屋を建設する。現在、同社は施工者を選定中で、着工の時期は2024年8月を見込む。土地の取得や増改築、移転などの投資の総額は約70億円。
ローランドは、浜松市内に分散している研究開発部門やサポート部門など複数の事業所を新社屋に集約する。かつて関連会社だったローランドDGの旧本社(浜松市北区新都田1ノ6ノ4)の土地と建物を取得し、増築、改築して整備する。
新社屋の規模は、鉄骨造3階建て延べ2万0330平方b。既存の2棟をドーナツ状に接続し、中央にはアトリウムを設ける。アトリウムから自然光を導入し、自然換気によって、省エネルギー空間を生み出す。また、既存建物の内装・間仕切り壁の変更、アトリウムに面した外壁の解体を実施する。25年以内の完成を目指す。
設計は、MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO(東京都渋谷区)が担当した。
現在、ローランドの本社は浜松市北区の「細江工場」にある。新社屋建設後の本社の活用について、同社は「現時点で未定」とコメントしている。
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